私の歩んだ道
(10)5人の議員団とともに
5人の土佐山田町議団は、「5人で一人前」を合言葉にしてきました。議会前の団会議では、何を質問したいのかを事務所の黒板に走り書きしながら討議。意見書提案にも努力しました。全員で議論して、みんなで練りあげた質問で「5人で一人前」パワーを発揮してきました。
議員団として独自調査も努力しました。本山町、土佐町の福祉、医療、「空飛ぶ大工」などの地域政策を調査研究。98年に5人に増えてからは団として自衛隊誘致問題で香川・愛媛・岡山、市町村合併で兵庫・島根・香川への調査をもとに具体的な質問を組み立てました。
とりわけ合併問題では、兵庫県篠山市・東かがわ市に3回、さぬき市に2回の調査を行いました。この調査は、物部村、香北町との押しつけ合併を一度は阻止した大きな原動力になりました。
この12年間の町議選では定数削減の中で、3から4、そして5議席へと前進させてきました。共産党の議席が伸びれば保守陣営が固まり、共産党の封じ込めが強まります。それを乗り越えるには新たなパワーと取り組みが必要でした。
2001年に南国市と香美郡9市町村で実施しているゴミの一部事務組合・香南清掃組合が、焼却灰の処理のための溶融炉と最終処分場を南国市天行寺に計画した時、下流域の土佐山田町新改の住民とひざを突き合わせて資料を取り寄せ学習しました。交流の中で党への信頼感が広がり、計画を阻止する力となりました。
2004年10月に南国市・香美郡9市町村の日本共産党と推薦議員21人で「香南清掃組合を中心とする一般廃棄物の処理に関する抜本的な改善を求める申し入れ書」を作成し、組合長の南国市長、副組合長の土佐山田町長と懇談。その後チームに分かれて9市町村の首長・議長と懇談しました。この提案は、積極的に受け止められ、昨年南国市長から住民運動と党のとりくみ、この提案が結果的に財政支出の削減につながったことへの感謝の言葉をいただきました。
常任委員会による閉会中の調査も重視してきました。教育厚生常任委員会副委員長の時、同和対策事業ですすめてきた住宅新築資金等貸付事業が6億円も焦げつき大きな滞納になっている問題を真正面から指摘。町に法的な手立てを含む改善策を提案し、知人の司法書士に相談して、町に予算化させ司法書士3名体制で滞納者との面談、法的な手続きを行政と一体となって推進する体制を確立させました。
学校訪問も重視。施設の改善を独自に調査して町長部局に申し入れるなど努力してきました。
前土佐山田町長である門脇槙夫・香美市長から私の3月4日の「はげます会」に身に余るメッセージをいただきました。議会では火花を散らした関係ですが、ありがたいことです。
(高知民報06年6月11日付への寄稿です)
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