私の歩んだ道
(7)スキーに魅せられて
スキーは落下するスポーツ。歳がいっても異年齢で交流できます。雪の状態もコースも斜度も違う自然に向き合うところがスキーの魅力。
出会いは協和農機の先輩でした。愛媛県美川スキー場のチャンピオンコースの左脇林ルートをいきなり滑らされる「スパルタ」が効いたのか、ハマッてしまい、機会を見つけては出かけました。ホームグランドのびわこバレイスキー場で琵琶湖に向かっての滑走は最高でした。
さらに「全国赤旗スキーまつり」が、新たにスキーにのめり込むきっかけになりました。バスを仕立て高知県から新潟県の妙高赤倉スキー場へ参加するのは大変でした。当時は12時間以上かかるのはあたり前で、参加者を公募して採算をとるため必死でした。
「全国赤旗スキーまつり」は、地元赤倉町とスキー連盟の全面的なバックアップで取り組まれ、スキー教室や級別バッジテスト、アフタースキーの余興、アトラクションは素晴らしく、ツアーは魅力的で充実したもので、高知県赤旗スキーまつり実行委員会の土台となる人間的つながりをつくることにつながりました。
土佐山田町にスキー部をつくる話があり、町の補助金でスキーツアーを企画。たくさんの応募があり鳥取県大山に。ところがスタッフのスキー技量が低く、スキー場に着くなりはぐれてしまい、怒って汽車で帰った人も。泣きたい気持ちでした。ショックだったのが一番滑れる小学生の怪我。ツアーの難しさを実感しました。
この経験が教訓となりスキー連盟加盟のスキークラブ作りにつながりました。指導員にも恵まれ、急速にクラブは充実。安定的にツアーを組めだし、私も指導力量の高さが求められインストラクターにチャレンジすることに。試験はたいへんでした。学科試験と9種目の滑りで合格点を取らなければならず、難しさは半端ではありませんでした。
このチャレンジでスキーの深さを知り、体力に応じた滑り、省エネの滑りができるようになり、今では息子の年代が参加する四国技術選手権に参戦しています。今年は85位で、昨年より10番以上あげることができました。来年は本格的なトップコントロール系の滑りをぶつけたいと思います。
(高知民報06年5月21日付への寄稿です)
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