東へ西へ

大西さん、三ヶ尻さんとSo Good

毎日ワクワクドキドキ、未知との遭遇のような選挙戦をたたかっています。

4日、山口県の共産党の活動者会議に民進党県代表が参加、「まさか共産党の内部集会であいさつするとは思ってもいなかった。纐纈さん勝利へ共に力を」に割れんばかりの拍手。

香川県では野党統一候補・田辺健一さんの事務所開きに自治労県本部、野党、市民グループが参加、江田五月さんからメッセージ。民進党と交わした確認書には「資本主義の枠内での民主的改革」、「安保廃棄、自衛隊解消は野党共闘に持ち込まない」、「天皇制を含めた現行憲法の全条項を守る」、「一党独裁を否定」など党綱領の肝が明記されました。綱領が誤解や偏見をなくす生命力を持っている。実に感慨深い。

大西聡さんを励ます高知市の決起集会(4日)に1000人。枝野幸男・民進幹事長、吉田忠智・社民代表(ビデオ)、栗原君子・新社会顧問、小池晃・共産書記局長。かつてない共同集会となりました。

香美市の演説会(5月31日)では「ママの会」、米軍機の低空飛行を告発してたたかう物部の西熊希民子さんが心のこもったあいさつ。私は「日本共産党を除く、蚊帳の外という時代もありましたが今は昔。暴走政治を倒す真ん中に市民とともに立っています」、「そうさん、はるさんコンビで働かせてください」。初参加の息子の妻のお父さん。「堅苦しいかと思うちょったけど、明るくて楽しい会だった」と言ってくださり、ホッ。

31日には高知市内で塚地佐智、米田稔、吉良富彦県議、下元博司、細木良、岡田泰司、秦愛高知市議と街角演説会。数年ぶりに上町2丁目の早朝宣伝も。高知の皆さんの温かさを実感します。

1年が一日で動くような劇的情勢。やりがいと責任感は半端ありません。今日も東へ西へ、北へ南へ。

〈高知民報 2016年6月12日付より〉

再延期

下本高知市議と街宣

消費税10%増税再延期に一言。消費税増税は個人消費に打撃を与え、日本経済を奈落の底に落とすと、私たちは何度も警告してきました。それを無視して増税を強行し、「予想以上に落ち込み、予想以上長引いている」と首相自ら認めざるを得なくなりました。

ところが失敗は認めず、失政を覆い隠すために利用したのがサミット。世界経済の失速に責任を押しつける厚顔無恥、無責任、無定見の極み。二度の延期が増税路線の破たんを示しています。先送りでなく、中止を決断することが責任を果たす唯一の道。反省のない人、責任感のない人は退陣以外にありません。

次期衆院選四国ブロック比例候補が白川容子香川県議に決まりました。白川さんは98年参院選で「行くぞ、香川からも国会へ」と大健闘、2000年総選挙で私とともに四国ブロック候補としてたたかい、香川県議を4期務めてきた試され済みの候補者。四国の国会議席を取り戻す並々ならぬ構えの表れです。山ガールでもある白川さん。ぜひ祝勝登山をやりたいものです。

5月25日、三菱自動車本社へ。04年のリコール隠しの際、若手社員が反省を込めて作った企業理念を発見。「大切なお客様と社会のために走る歓びと確かな安心を、こだわりをもって提供し続けます」。理念通りに再生することを願いながら、下請け、労働者を守れと強く要請。

28日、山口の総がかり集会で統一候補の纐纈さん「叶わぬ夢もみんなが同じ夢を見れば現実になる。自民党政治の終焉の始まりをこの山口から」と高らかに。3野党代表もがっちり握手。時代はまちがいなく動いています。

27日、高知市福井地域でつどい、久しぶりにお会いする方もどっさり。「必ず高知から国会議員を」と元気元気。鏡ケ丘団地の街角演説会にも20人超。みなさんの熱い思い、激しい旅が続く私に元気をいただきました。

〈高知民報 2016年6月5日付より〉

熱い夏

東かがわ市民のつどい

またしても沖縄で元海兵隊員による地元女性の暴行殺人遺棄という凶悪犯罪が発生しました。憤りを感じます。「綱紀粛正」「再発防止」と何度約束しても、殺人訓練を繰り返す米軍基地がある限り、悲劇はなくなりません。「日本を守る」どころか日本人の命を奪い続ける米軍基地はもういらない。再発防止の唯一の解決策は基地撤去、新基地ストップしかありません。

民進党が候補を取り下げた香川県。全国で唯一共産党公認の田辺健一さんが野党ただ一人の候補になりました。21、22日の丸亀、高松の演説会は熱気に包まれました。全国から激励も集中しているそう。「『事実上の野党統一候補』から一人区で風穴を開けるための気持ちのこもった『野党統一候補』になれるよう頑張ります」と田辺さん。気持ちの良い野党共同こそ勝利のカギです。日本の夜明けを香川から。

22日、徳島の演説会も熱気一杯。市民連合、民進、社民、新社会の代表が連帯あいさつ。立場の違いを超え大義のために力を合わせる。歴史は着実に動いています。「そうさん、はるさんコンビで働かせてください」と私も決意のごあいさつ。

広島の志位演説会で出会った青年から電話。「どうして戦争法なのか?」、「自民党はアメリカにものがいえないの?」、「安倍さんに意見する議員はいないの?」と矢継ぎ早。30分に渡る電話綱領学習会に。

徳島演説会に参加した30代男性は「私も政治を変えるために行動したい」と入党。鳥取の岡田正和比例候補、香川の田辺さんは34歳。ネット番組「やりゆうかぇ~」第4弾は高知の青年の生き生きした運動を紹介。若者が輝き主人公となる選挙をご一緒に。

山口県周南市議選は1から2議席へ前進、沖縄県議選も間近か。参院選公示は6月22日が濃厚。熱い暑い夏の始まりです。

〈高知民報 2016年5月29日付より〉

三菱偽装

愛媛・永江候補と(四国中央市) 参院選、定数1の32選挙区のうち26選挙区で市民と野党の統一候補が決まりました。あと6選挙区でも真剣な検討が続いています。野党幹事長・書記局長会談では、衆議院でもできる限り協力すると合意しました。

この間、愛媛の永江孝子さん、鳥取・島根の福島浩彦さんとお会いしました。永江さんは元衆議院議員、民放アナウンサー。四国中央市の演説会で「安倍政権に怒りがふつふつ沸いており、何かできることをと考えるようになりました」と心情を吐露。私も「保守王国と言われる愛媛から日本を変えましょう」と訴えました。

福島さんを招いた出雲・松江演説会(14日)には民進、社民代表も参加。「共産党の演説会で訴えるのは初めてで少々緊張していますが、福島勝利へともにがんばろう」と檄。

志位委員長を招いた広島の街頭演説会(14日)は史上最高の2000人超。みるみる膨れ上がり、行き交う若者がスマホで撮るわ、手を振っていくわ。びっくりするような雰囲気。中には「歓迎、志位委員長」と手書きのポスターを持つ青年も。

12日に開いた党中国ブロック会議でも「ポスターを張っていいよと電話。持っていったら掲示板をつくっておられた」、「共産党に入ってもよいとあちこちで」、「かつて敵対していた地方議員が党議員と一緒に街頭キャラバン」などの変化が紹介されました。情勢も、人の心も、大きく変化していることを実感する毎日です。

三菱自動車の燃費偽装で生産ラインが停止している水島工場。下請けにしわ寄せさせないため、雇用調整助成金、セーフティネット補償の活用は当然ですが、「不正が原因の事態に税金を使ってよいのか」との批判があるのも事実。11日、岡山県議団、倉敷・総社市議団とともに「三菱に自分たちの責任で解決せよとしっかり提起してほしい」と岡山県に申し入れました。

〈高知民報 2016年5月22日付より〉