3年ぶりに8月4日から原水爆禁止2010年世界大会(広島)に参加してきました。
印象深かったのが若い方々の多さで、「核兵器のない世界」への行動が確実に次世代に受け継がれていることを感じました。
また、外国代表が駐日大使を中心に政府代表へと広がりを見せ、正式に国連のセルジオ・ドゥアルテ軍縮問題担当代表から連帯のあいさつがあったことは注目です。
6日、広島の平和記念式は、潘基文・国連事務総長の初参列をはじめ、核保有国の米国、ロシアを含め過去最多となる74カ国の代表が集まったことは核廃絶に向けた国際的機運の高まりを感じます。
特に、秋葉忠利広島市長の「核の傘」からの離脱と非核三原則の法制化を強く日本政府に求めたことは、日本の進むべき方向を明確に示しており、いまこそ「核兵器のない世界」へイニシアを発揮する時です。
しかし、式典でこの秋葉市長の訴えを真正面で聞いていた菅直人首相が記者会見で「核抑止力は、我が国にとって引き続き必要だ」と答えたことは許すことができません。
世界大会・広島決議「広島からのよびかけ」には「いま必要なのは、核兵器全面禁止・廃絶条約の交渉をすみやかに開始することです。しかし核保有国は、期限を設けた廃絶交渉に反対しています。その根底には、核による脅迫で自国の安全を守ろうとする『核抑止力』論があります。これこそが『核兵器のない世界』実現にとっての最大の障害です」と明確に示しています。
人類と核兵器は、決して共存することはできないことを菅首相は肝に銘じるべきです。
対照的に注目すべきは、EU加盟国の代表が、NATO(北大西洋条約機構)からの離脱、そのあり方に言及していることです。
広島の被爆地に真っ先に芽吹いた「しろつめぐさ」(クローバー)、その花言葉は「約束」。子どもたちの、孫たちの未来のために「核兵器のない平和で公正な世界を」めざして行動を「約束」するとき。
(愛媛民報2010年08月22日付への寄稿です)









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