先日、四国で一番シカの食害が進行している「先侵地」、愛媛県と高知県の県境に実態調査に入り、その状況を四国に発信するため、つぶさにビデオで撮影してきました。
愛媛県側の滑床渓谷から入り、片道4時間のコースで三本杭(1226m)を目指しました。鬼ケ城山系で最も渓谷が美しいところで、自然の織りなす水と岩、新緑の「芸術」を楽しみながら分岐点まで一気に登り、熊のコルが近付くと風景は一変。「災害地」かと勘違いするほどの荒廃です。
クマ笹は根っこまで一本もなく、一面に倒木した枯れ木が散乱し、むき出しの表土が。すさまじい被害の光景が広がっています。残っている立木も、大雨の影響か回りの土が流され、根っこが浮き出ており、強風が吹けば更なる倒木に。
尾根伝いに稜線の一面を食いつくしたシカの群れは、南北に移動しており、篠山(1065m)でもクマ笹が消滅する被害が広がっています。
この現状を直視し、抜本的な対応を図らなければ急峻な四国の山々の再生は不可能になり、そのもたらす下流域への土石流被害等、生態系への影響は計り知れないものに。
16日、普天間基地を包囲する1万7千人の人間の鎖は13㎞にも。先の戦争で、本土を守る「捨て石」とされ地上戦でとてつもない犠牲を払った沖縄。戦後も27年間、アメリカの占領下で日本から切り離され、本土復帰後も屈辱的な日米「安保」で、米軍による事件・事故で命を奪われた日本人の数が1084人で、総件数は約21万件にも(1952~2008年、沖縄返還前は含まれていない)。
1995年の海兵隊3人による少女への暴行事件を発端に沖縄県民の「怒り」は沸騰、普天間基地の無条件撤去を求めてたたかってきました。海兵隊を「抑止力」と位置づける鳩山首相はこの事実を直視すべきです。
日本国民の平和と基本的人権を守るために相容れない「ならず者部隊」は百害あって一利なし、米国に帰れ!
(愛媛民報10年05月23日付への寄稿です)








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