
東京・築地市場を散策。その規模は卸売市場としては世界最大級とか。巨大都市東京の胃袋を支える営みは活気にあふれ、広大な敷地を行き交う車やフォークリフト、市場に欠かせないターレットトラック(円筒形の動力部。立って運転し、後が荷台に)が狭い通路をスイスイと走り回り、観光客など歩行者もごったがえすなか、交差点では係員が手信号で誘導していました。
売り場や中卸がある主な建物は、丸く孤を描き連なっており、料理店の店主でしようか、活きの良い魚を持参の竹かごに入れたり、家庭で食べる魚を血抜きしてもらって調達する個人客の姿も。
築地場外市場商店街ではイクラやウニ、新鮮な魚などの海鮮丼を求めてたくさんの人出。揚げたてのてんぷらをほおばる観光客など、私の大好きな高知市の「ひろめ市場」や「日曜市」のような光景が眼に留まり、一瞬心は故郷に。
いま市場移転問題が持ち上がっていますが江戸自慢の「ニギリ」店や鮮魚店など中小業者と住民の多くは反対しているとのこと。築地市場は、当初、列車輸送を想定して造られていましたが、輸送手段が列車からトラックに徐々に移行し、現在、列車の引き込み線も撤去されています。
3日、政府交渉。仁比聡平参院議員同席のもと、樫昭二さん、白川容子さんの両香川県議と垣内雄一参院岡山選挙区候補とともに、宇高フェリー廃止問題で、「存続させよ」と政府に申し入れました。本州とつなぐ四国の玄関、主要航路のルートも、瀬戸大橋の開通、高速道路1千円など「車社会優先」の大波が押しよせて存続の危機に追い込まれてきています。年間100万人以上が利用する公共交通機関がなくなれば関係住民の暮らしにとって重大な問題です。
折りしも、この狭い日本で国内98カ所目の茨城空港が11日に開港するとか。高速道路無料化など枝葉末節の議論ではなく、航空、鉄道、海運、トラックなど日本の交通輸送体系全体を環境問題も踏まえて根本的に見直すときでは。
(愛媛民報10年03月14日付への寄稿です)









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