12月1日付けの「赤旗」特集記事に「世界と日本、25回党大会決議から―軍事同盟は『20世紀の遺物』」として1960年と現在の半世紀の間の大きな変化を世界地図に示して比較していました。
半世紀前には軍事同盟下の国の数は、52カ国、全体の53%、人口の67%だったものが今日、31カ国、13%、人口の16%まで激減しています。
その中でヨーロッパの28カ国が加盟するNATO(北大西洋条約機構)に大きな変化が生まれています。
欧州連合(EU・27カ国加盟)が新たな段階に入り、ヨーロッパを舞台にした二度の世界大戦の教訓から欧州共同体建設の目的は「平和の実現」で、その目的や運営を定めた基本の「リスボン条約」が今月1日から発効されました。
ヨーロッパが軍事同盟から抜け出し、平和への共同が広がれば、地球上での軍事同盟は、「日米」「米韓」「米豪」だけになります。その中でも「日米」関係は異常です。世界のすう勢に逆行して再編強化をはかろうとしているからです。しかも、ここにきてアメリカとの屈辱的な「密約」も明らかに。
核兵器を積載した米軍艦の日本の領海と港湾への立ち入りは事前協議の「対象外」だったとは。被爆国民を欺き通してきたことは断じて許せません。
この「異常」を告発する写真を山原健二郎「資料室」のある高知県国政事務所一階に展示しています。
米軍戦略のもとでの自衛隊の旅団化、高知県への軍事基地建設や第50普通科連隊の危険な動き、米軍機の低空飛行など、ぜひご覧ください。
迷走する鳩山首相。政界では「3K(基地・景気・献金)首相」との声も。
いまアジアと世界の平和にとって、日本の姿勢が問われています。
異常な対米従属を打破し、憲法九条をもつ国として世界平和に貢献する方向への舵取りが必要ではないでしょうか。
(高知民報09年12月13日付への寄稿です)









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