アメリカ経済の失敗が世界の経済危機を招き、その影響をもっとも多く受けた日本は、デフレ宣言するに至りました。深刻な経済状況の下で財政危機に直面している自治体で問題になっている一つが公営ギャンブルです。
戦後復興と財政の確保のために戦前からの中央競馬に引き続いて、地方競馬と競輪が1948年、オートレースが50年、競艇が51年から行われてきましたが、パチンコなどギャンブルの多様化で売上は低迷し、赤字経営に陥っています。
小松島市が運営する小松島競輪もご多聞にもれず、売上は2002年(平成14年)202億円だったものが7年後には半分に、赤字経営に転落。そこで小松島市は、民間事業者に委託してサテライト(場外車券売場)施設を徳島市に建設する計画を進めています。
ギャンブルのターゲットにされた徳島市民は大迷惑。地元沖洲地域では「ギャンブル施設の建設に反対する徳島市民の会」が4千人以上の署名を集め、経済産業大臣と徳島市長に提出。11月17日には経済産業省を訪問。仁比そうへい参院議員に同席いただき、建設許可を出さないよう求める「要望書」を手渡し交渉しました。
22日「徳島市民の会」の政府交渉報告集会では、青少年への影響や車の渋滞、治安など「不安ばかり」と痛烈な批判がだされました。
20日、四万十市と宿毛市の地域にまたがる横瀬川ダムの調査に入りました。国直轄事業のダム。鳩山政権が決めた「凍結」対象のダムです。
悠久の四万十川に合流する一級河川・中筋川に治水と利水の多目的ダムを二つ建設する(中筋川本川と支流の横瀬川に)計画が30年前から進められてきました。中筋川ダムは当初計画事業費の2.5倍の500億円近くもかけ1998年(平成10年)に完成。しかし、下流の水位・流量観測所で10数㎝しか下がらず洪水調整に疑問の声がでています。
横瀬川ダムの当初計画は400億円進捗率約30%。本当に浸水被害が防げるのかしっかり検証するときです。
(高知民報09年11月29日付への寄稿です)










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