14 愛媛のムダなダム中止へ

14.02.05.25山鳥坂ダム対策会 私の国会在任7年の間に、愛媛で計画されていた山鳥坂ダム中予分水事業、中山川ダム、浦山ダムの三つのダム計画が中止になりました。その原動力はなによりも環境を守れ、無駄使いを許すなとの県民の思いと日本共産党との共同にありました。
 「汚い、高い、必要ない」を合言葉に中止へ全力を注いできた中山川ダム問題。上流の巨大な産廃処分場に加え、有害物質が流れ込む千原鉱山跡が湖底に沈む大問題を佐々木泉県議(当時)、青野たかし東予市議(現西条市議)らが解明、各議員が繰り返し議会でも追及しました。
 私も上流に産廃処分場のあるダムは全国にもまれであることを明らかにし、実態調査もおこない住民を激励。このなかでついに推進派の首長をして「私もこの水は飲めません」と白旗をあげさせました。
 中予分水事業の中止を実現した力も多数の住民団体の多彩な運動と日本共産党の追及でした。
 中予分水が中止された以上、そのために建設が予定されていた山鳥坂ダムそのものを中止するのは当然で、実際、2000年の与党合意ですら見直し対象の一つにあげられていました。
 地元大洲市では肱川(ひじかわ)の清流を守れ、堤防整備で治水対策をと多彩な市民団体が誕生し、かつてない住民運動が広がっています。私は節々で住民のみなさんと懇談を重ね、その熱い思いを受け止めてきました。そして2002年4月の決算行政監視委員会でダム本体の中止を求めて質問にたちました。
 ダム建設ゴリ押しの最大の理由、治水対策に対し、山鳥坂ダムをつくっても治水にはほとんど役に立たないこと、1961年に立てた治水計画での堤防整備が実施されていれば戦後の洪水はすべて防げた事実を突きつけ、「最初にダムありき」で必要な治水対策をやってこなかった政府の責任を厳しく追及しました。
 ダム推進派は性懲りもなく建設強行をいまだにたくらんでいますが、住民団体は意気軒高です。私は、住民の肱川を守れとの思いを受け止めこれからもたたかい続けます。

 写真―山鳥坂ダム建設中止へ運動を考える集いで報告(2002年5月25日)

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