
鳩山新内閣が発足。早速、前原国交大臣がマニフェスト通りに川辺川や八ツ場ダムの中止など全国で143カ所を対象にダム建設の見直しを明言し、マスコミも大きく取り上げました。
四国でも「反対」の声を無視し、強引に建設しようとしてきた香川県小豆島町の新内海ダムや愛媛県大洲市の山鳥坂ダムも見直し対象となっています。
9月23日、高松市で「川に生かされる…淀川からの発信」と題して宮本博司淀川水系流域委員会元委員長が講演し、パネラーによるシンポジウムが行われ参加してきました。
宮本さんは元国交省の官僚で、ダム建設、河川事業に直接携わってきた方。「異常気象とよく言われますが、正常とはなにか?」と問いかけ、「いま根拠にしているデーターは、記録のあるものでも100年ぐらいで、それを根拠に異常だと言っている。自然はもともと異常で想定できない」と国の河川事業やダム建設のあり方に疑問を呈し「川の問題は流域全体でとりくむ必要がある」と力説します。自然を人間が支配しようとおごり、雨水を川に押し込むために川を変えるやり方では一層危険が増すこと。特に市街地では水位より住宅が低く、堤防の高さや強度でかろうじて守っている現状の危険性を指摘し「防ぐから凌ぐ方向に」と強調。
新内海ダム建設に反対し「認定」の取り消しを求めてたたかう山西克明原告団長は「県庁前宣伝は60回を超え、いやがらせや圧力をはね返し、5年以上続けてきた」と胸の内を吐露。粘り強い姿勢に頭が下がります。
26日、香川県平和委員会の定期総会で「四国における日米軍事再編強化の動き」のテーマで講演。翌日、新居浜市に移動し、後援会主催の「いもだきの会」に参加。交流会が始まる前からハーモニカの演奏。自然に歌声が沸き起こり「♪夕日がよごれた工場の屋根に‥」「心はいつも夜明けだ~」などを合唱。感動でした。
国民の運動が政治を前向きに大きく動かしてきています。草の根からの要求運動の大切さを痛感。
(高知民報09年10月04日付への寄稿です)









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