「ドキドキする」世界史的な出来事が起こっています。
日本共産党の志位和夫委員長が、オバマ大統領のプラハでの「核のない平和で安全な世界を米国が追求していくことを明確に宣言する」との前向きの演説を心から歓迎し、核兵器廃絶の一点にしぼって具体的行動を要請する「書簡」をオバマ大統領に送ったのが4月28日。
5月16日には、オバマ大統領の指示で「返書」が大使館を通じずに直接、志位和夫委員長宛で党本部に届いたのです。
「親愛なる志位様」から始まり「この問題(核廃絶)に対するあなたの情熱をうれしく思うとともに私たちは、この目標に向かって具体的な前進をつくりだすために、日本政府との協力を望んでいます」と明確に示し、最後に「思慮に富んだあなたの書簡に重ねてお礼を申し上げます」と結んでおり、オバマ大統領の誠実な人柄が伝わってくる内容には胸が熱くなります。
日本共産党として、アメリカ政府に「書簡」を送ったことは何度かありますが返事がきたのは今回が初めて。
志位委員長は記者会見で「わが党にとっては、アメリカ政府から公式の形で返書が来たというのは、歴史上初めての出来事」として「一言でいって、新しい大統領は『聞く耳』を持っている」、今回のやりとりから「どんな問題でも相互に自由に意見を交換する、互いに立場が違っても相互の立場を理解する、ということが直接できる関係になったというのは、非常に大きな意味をもっている」と語っています。
オバマ著「合衆国再生」のなかで、「アメリカの封じ込め政策には、軍備を大幅に増強してソ連や中国の軍備と張り合い」、「国防総省と軍需産業界と国防族議員の三者による“鉄の三角形”」がつくられ、「世界の他地域の問題を外交的なレンズではなく軍事的なレンズを通して見るようになった」と、過去の核軍拡競争の歴史を反省的に書いています。
核廃絶は世界の声、日本でのたたかいがますます重要になってきます。
(高知民報09年05月31日付への寄稿です)










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