
「害虫のコナジラミに土着天敵のクロヒョウタンカスミカメで駆除できた?」…そんな少し難解な言葉が飛び交う視察・交流から始まった早明浦ダムのある四国の水がめ吉野川上流域、高知県嶺北地域を訪問しての農業生産者、消費者各代表との交流、懇談会。その企画、開催に携わりました。
訪問したのは、JA土佐れいほくを中心に取り組む「環境にやさしい農業」=「環境保全型農業のトップランナーを目指して」は、減農薬栽培や家畜ふん堆肥を利用した農法、「ISO14001」の認証取得、土着天敵昆虫の活用など地域が一体となって農産物の「安全・安心」を追及しています。
8月30日、少し雨模様の土佐町JA会館前に関係者が集合。JA側からは西村組合長、佐竹常務、各担当者、生産チームリーダーなど錚錚たるメンバー。農協のマイクロバスで、園芸、畜産、米作、堆肥センターを視察。熱心な質問もぶつけるのは、今回消費者団体の代表として参加したコープしこく、コープ、愛媛、コープ高知の責任者。食の安全を求めて四国で獲れた物を地域で食するネットワークを追求しています。その理念がJA土佐れいほくの取り組みと大きく一致しており、新しい連携と協同の可能性が広がろうとしています。
日本の食料自給率は最近ワンポイント上がったものの40%、世界の先進国で最も低い現状です。特に、香川県は36%、愛媛県は37%と全国平均よりも低く「少品目大量生産」で都市部向けの農業戦略から地域にしっかり根をはる「地域循環型」への切り換えが課題になっています。
夜にはJA女性部が取り組む「ラストサマービアホール」で歓談。
自慢の嶺北牛(土佐褐毛牛)焼肉や「れいほく八菜」を使ってのピザ、パスタ、「はちきん地鶏」の塩マスタード焼きなどさすが美味しく夏バテを吹き飛ばすパワーをいただき、この地域の熱い想いに触れる有意義な一日でした。
(高知民報08年09月07日付への寄稿です)









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