
青色発光ダイオードで世界的に有名になった徳島県阿南市に本社工場を置く日亜化学。最近、信号機の赤、黄、青色が見やすくなった気がしませんか。発光ダイオードライトを集積させて、鮮明な色を出しています。これまでの蛍光灯方式では見えにくい弱点がありましたが、それが改善され、消費電力も少なく、次世代への可能性を秘めています。
この日亜化学で働く労働者は5000人以上で徳島県では最大規模の従業員を擁するトップ企業。その企業が違法な労働形態について労働局より指導をうけたのが2005年で、その年の暮に「改善報告書」を提出しました。
ところが、翌年の06年10月、派遣会社から日亜化学に派遣されて工場で働く労働者がJMIU(全日本金属情報機器労組)を結成し、不法な「偽装請負」を告発しました。会社は労働局に対しその場しのぎの報告書を出してごまかそうとしました。このような会社の姿勢は社会的な批判を招く事態になり、徳島県が仲介に入り、同年11月、「派遣労働者1600人全員の直接雇用と正社員化を行う」ことが「合意」され、全国的に注目されました。
しかし、直接雇用されたのは53人、「合意」に程遠いもので、JMIU組合員は一人も採用されず、失業に追い込まれました。日亜化学は批判をかわそうと組合員に子会社への派遣を斡旋、その中身は、工場内の草むしりや清掃など不当な嫌がらせそのものです。「冬は4、5枚重ね着しても寒く、夏は4リットル以上の水を飲んでも脱水するほどの汗でぐしょぐしょになる。本当につらい。がんばらなければと思っても心がついていかない」と語ります。
組合員はさらに続けます、「会社はこの9月末で『雇い止め』といって私たちの首を切ろうとしています。今の仕事はつらいですが、仕事がなくなることがもっとつらいです」。
18日、日本共産党の小池政策委員長や仁比・山下両参院議員などと共に調査団をつくり違法な事態解決のため徳島へ。青年が希望をもてる未来をめざして!
(高知民報08年08月24日付への寄稿です)









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