2008年8月15日(金曜日)
[ 赤旗随想 ] 笹岡優

一体どこの政府か?

原水爆禁止2008年世界大会・広島に参加してきました。
 
今回は現職の国連代表が初参加し、「国連総会も核不拡散条約(NPT)加盟国も、核軍縮に向け、世界がどこを目指すべきかを明りょうに示しています」と核兵器削減を法的拘束力を持って実施する必要性を訴えました。
 
分科会は「原子力空母配備、基地強化と世界の平和秩序」に参加。フィリピンやオーストラリア、ドイツ、アフガニスタン代表などから発言があり、アメリカが地球のいたるところで軍事力による支配の手を広げ各国の主権を踏みにじり、利己主義(エゴ)を押し通している姿が具体的に語られました。
 
特に、アフガニスタンの代表は、「アメリカの無謀で理不尽な戦争への怒りが原理主義者に資金が流れる結果をうみ出しており、暴力の連鎖を増幅させ、いまや国土すべてが米軍基地と化した戦闘は、結婚式まで爆撃するなど、多数の子ども、女性などの命を奪っています。アフガニスタンには国民が安全に生活できる居場所さえも無い」と不法で無謀なアメリカの侵略戦争の実態を告発しました。
 
核兵器の廃絶と戦争の無い平和な世界の実現への決意を固め合った世界大会会場から政府交渉のために東京へ直行。
 
6日、日本共産党徳島県議団のみなさんと一緒に、米軍機の異常な低空飛行訓練への抗議と即時中止を求める政府交渉に臨みました。
 
応対した外務省の担当課長補佐は、7月に米軍機が3日間飛行したことは米軍から確認したが、「異常な飛行を確認するすべはない」、日米合同委員会で「安全な飛行」を申し入れたが「飛行訓練中止はムリ」との姿勢に終始。どこの政府か!
 
日本共産党の第6回中央委員会総会は、「アメリカの一国覇権主義の政策と行動が、世界で孤立し、力を弱めています」と明確に世界の変化を解明。政府・外務省のアメリカ言いなりの屈辱外交は許せません。

  (赤旗2008年8月15日付「こんにちは笹岡優です」への寄稿です)


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