
「政府交渉」を最初に経験したのは今から十数年前。故山原健二郎衆院議員の援助で文部省(当時)との交渉でした。交渉には旧土佐山田町立山田小学校保護者が参加しました。学校教育の現場で、子どもたちを差別「される子」「する子」の二極化に分断し、心をずたずたにする異常な「解放教育」の実態を具体的に突きつけ、迫力ある母親の告発に文部省の担当者はタジタジ。事実に基づく追及が状況を打開する大きな契機になりました。
7月30日、仁比そうへい参院議員に同席してもらい、春名なおあき元衆院議員・高知1区候補、村上信夫高知3区候補、塚地さち県議、迫哲郎高知市議、それに私と小橋則通国会議員団四国ブロック事務所長の交渉団が高知県をはじめ四国各地の住民の切実な要求を持って政府交渉。厚生労働、文部科学、農林水産の各省に出向きました。
厚生労働省では、後期高齢者医療制度の廃止や医療・介護の崩壊への対策と制度の見直しと充実、年金・国保、妊婦健診、雇用促進住宅の売却・廃止の見直しなどを求めました。
文部科学省では、学校耐震化の促進や大学学費の高騰への対応、知的障害児学校のマンモス化解消対策、教育をゆがめる学力テストの中止などを要求しました。
農林水産省では、燃油の高騰に対する緊急対策や食料自給率向上対策、森林・林業振興政策の推進などを求めて率直な意見をぶっつけ、実効性のある緊急対策の実施を強く申し入れました。
医療問題について政府は、「医療コスト」論に固執するなど国民の生命より「算術」優先、削減ありきの姿勢。燃油高騰問題では不十分ながらも「直接支援」策の実施を表明しました。
この交渉を通じて痛感したことは、「政治本来の使命おざなり、人間不在の『市場原理』オンリーの今の政治を変えなければ。そのためにも日本共産党の議席を増やさんと!」との想いです。
(赤旗2008年8月1日付「こんにちは笹岡優です」への寄稿です)








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