2008年5月10日(土曜日)
[ まるの多事雑感 ] 笹岡優

狭い道幅、過酷な「酷道」

悠久の川・四万十川
 
5月2日、四万十川沿いに国道441号線を街頭宣伝カーで走って、四万十市西土佐(旧西土佐村)での演説会に。

四万十川を吹き抜ける新緑のさわやかな風をうけ、映画「釣りバカ日誌」の舞台となった沈下橋や川面を眺めながら上流へ。悠久の四万十川の雄大さに感動しました。水量は想像したよりも少なかったように思われました。この時期にしては雨が少ないうえに山の保水力も低下しているためかと自然環境の変化が気になります。川辺でキャンプやバーベキュー、カヌーを楽しむ若者の姿が各所で見られ、さわやかな激励をうけました。
 
旧中村市にある四万十市庁舎から西土佐総合支所までの距離は約40キロもあり、とにかく遠い。その上普通車ですれ違いができないほどの狭い道幅のところがいたるところにありカーブも多い。バックしないと通れないこともしばしばで、ここを通る木材運搬車や観光バスの通行は神業です。巨額の道路特定財源は一体どこに使われてきたのでしょうか。西土佐地域の方々が過酷な「酷道」だと皮肉っていましたが、「納得」です。

ちょうど「国道441号道路整備促進期成同盟会」の総会が開かれ、トンネル工法を含め3工区で計5・28キロの整備計画が進んでいるとのこと。
 
国道441号線は、幡多の拠点・小京都旧中村市と西土佐を経て愛媛県南予を結ぶ重要幹線道路。早い時期に国の責任において整備する必要があった路線です。

福田政権は「道路特定財源がなくなれば、地方財政も成り立たなくなる。国民生活にとって大事な路線も子どもたちの命に関わる通園・通学道も整備できなくなる」とうそぶき、数の力で暫定税率を復活させ、これからも不要な巨大大橋や無駄な大型公共事業を進めるために、国民に毎年2兆6千億円の増税を10年間も押し付ける暴挙を強行。福田自公政権の支持率は19・8%に急落。国民をなめてはいけません。
 
西土佐の演説会には90数戸の集落で45人のかたが参加。感激です。お年寄りいじめ、中山間切捨て政治への怒りの集会となりました。

    (愛媛民報・徳島新報08年05月11日付への寄稿です)


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