1日に百万円を使っていって、1兆円まで使うのにどれくらい日数がかかるでしょう?との質問。なんと百万日もかかり、これを年になおすと実に2739年!。縄文時代から1日百万円使い続けて、ようやく現代で1兆円になるとのことです。
10年間で59兆円も使う道路特定財源は、1日に百万円使い続けると、16万年以上かかるとのこと。国の悪政ですっかり「貧乏神」が取りつき、千円、2千円に四苦八苦している庶民にとって、「いっちょう」と聞くと豆腐を連想するのは古くて貧乏人だからでしょうか。こんなに大きな金額を道路だけにつぎ込む計画で、その規模もあきれるほどひどいものです。
先日、造り酒屋の社長と歓談する機会があり、この道路特定財源問題が話題に。
「財政に詳しいはずの首長や自公の議員がなぜムキになって特定財源にこだわるのか。ちゃんと考えたらおかしいと思わないのか」と疑問の声をぶつけられました。
私も「みんなで渡れば怖くない式の地方政治のオール与党化が関係者の思考を止め、道路特定財源を聖域とする神話にとりつかれているのでは」とこたえました。
高知県議会でも県の異常なキャンペーンで開かれた1月の県民総決起大会は、“世論の偽装”と共産党の中根さち県議が追及。道路特定財源は必要と熱心に活動しているという女性グループ「土佐はちきん連合」が、実は構成メンバーは6人で、事務局を県道路課に置いており、県丸抱えの“キャンペーン連合”であったことが浮き彫りになりました。
国会で県選出の衆院議員が、珍説――幹線道路の共用率と有効求人倍率に相関関係があるとして「道路を作れば、若い人たち、地域が活性化する」と質問。「因果関係を明確に示すだけの十分な材料は持ち合わせていない」と担当大臣から軽くあしらわれる始末です。
今、声をあげるべき問題は、ピーク時の3分の2まで削減された地方交付税交付金を「元に戻せ」と主張することではないでしょうか。
(高知民報08年03月16日付への寄稿です)










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