2007年12月23日(日曜日)
[ まるの多事雑感 ] 笹岡優

ネズミ年へ

山原さんの色紙

干支の順番は誰が決めたのか。猫が入ってないのは、ネズミに集合時間を「間違って」教えられ遅れてしまったからだと。それから猫とネズミの仲が悪くなったのだと言われていますが、アニメのトムとジェリーは微笑ましい「バトル」で、なにか暖かいものを感じます。

来年はネズミ年。「窮鼠猫を噛む」――“驕れる者久しからず”、大義も道理もない悪政を国民に押しつけようとするなら自公政治は命とりになるだろう。

アメリカに義理立てし、臨時国会を再延長してまで新テロ特措法を強行しようとする福田首相は一体どこの国の主(あるじ)でしょう。

日本三大水城のうち2つが四国に。日本初の海城・高松城。三重のお堀に海水を引き入れた特異な構造の海城・今治城。現在今治市のアーケード銀座通り前の呑吐樋(ドンドビ)は当時、潮の干満によってお堀の潮位を調整していた樋門のあったところだと。

高知にも「海城」がありました。観光名所の桂浜が有名ですが、その西海岸沿いの麓にある「浦戸城」。戦国時代末期、長宗我部元親は天正16年(1588年)大高坂山(現在の高知城)に城を移しましたが水害が多く、3年後の天正19年(1591年)浦戸城を築きました。湾が自然のお堀。

関ヶ原の戦いで盛親は西軍についたため敗北。土佐に送り込まれてきた山内一豊は、長宗我部一派を虐殺し、郷士とさげすんで徹底して弾圧し続けました。

故山原健二郎元衆議院議員の“寒椿胸に一輪地下侍”は、この虐げられた坂本龍馬など下層武士階級の郷士の想いを詠ったもの。権力に対する「一領具足」としての反骨精神を示しています。

「黒船」圧力でアメリカいいなりの軍事・戦争一辺倒のやり方。地方を力と不条理で足げにする「幕府」――日本政府。

いま国の主(あるじ)は国民です。「国民を、いなかをバカにするな」の怒りを込めて四国から世直し「一揆」を。

    (高知民報07年12月23日付への寄稿です)


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