TPP交渉参加でJA愛媛・県森連と懇談

JA愛媛と懇談

“地域全体の問題” “懸念消えてない”

日本共産党の仁比そうへい前参議院議員は4月4日、松山市での街頭演説の後、愛媛県委員会の林紀子委員長と、植木正勝参院愛媛選挙区予定候補と松山市でJA愛媛中央会(写真)を訪ね、南條哲朗農政営農部長らと懇談。環太平洋連携協定(TPP)交渉参加問題は農業者だけの問題ではなく、地域住民全体の問題であることで一致しました。県森林組合連合会も訪問し、TPP問題で懇談しました。

仁比さんは「首相は『守るべきものを守る』などと言ってTPP交渉に参加表明したが、交渉の余地はなく、首相自身『すでに決まっていることを蒸し返すことは難しい』と認めています。ルールづくりに参加することにはならず、アメリカのルールを丸のみさせられるものです。農業だけでなく、医療の分野でもアメリカのやり方を丸のみさせられる。このことを訴え、大きな国民運動にしましょう」と呼びかけました。

JA愛媛中央会の南條部長は、「首相が参加表明した3月15日夕方に林正照会長が、『極めて遺憾』との声明を出しました。われわれの立場は全然変わっていない。懸念事項もまったく解消されていない。これからも参加阻止の運動を続けるのが基本姿勢です」と話しました。

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