先日丸亀に行き、香川の魅力の一つに感動しました。讃岐富士で有名な飯野山。「日本昔ばなし」にでてきそうな小高いかわいらしい山がいたるところに。その山々がいま一面の紅葉で真っ赤に彩られています。
その下に広がる讃岐平野で農家の方と懇談。「日本共産党市議団の報告をよく読んでます、応援してますよ」と激励をうけ、赤旗の購読を約束。今年から導入された「品目横断的経営安定対策は、農業をつぶす」と率直に批判していました。
米価の暴落が深刻で、「バカらしくて米を作る農家は激減する」といっていました。
いま国産米在庫は不足しているのに、輸入米が増え続け、去年の米の入札価格は一万四千八百二十六円で、流通経費を引くと生産費一万六千八百二十四円(農水省発表)にも満たない赤字に。
日本は、みずみずしい稲穂が国土を黄金色に染める「瑞穂の国」といわれ、家族農業がそれを支えてきました。その家族農業を切り捨てる「新農政」はまさに農業つぶしです。
「所得の保証がないと農業はやっていけない。百姓はいま怒っていますよ。私も共産党に入ろうかな」。うれしい対話がはずみます。
原油の高騰で肥料や飼料ビニール製品、燃料の値上がりで農家は悲鳴をあげています。
農機具のディーゼル燃料の軽油にかけられている「軽油引取税」(一リットルあたり三十二・一円)は県税。申請すると「免税軽油使用者証」が発行され、ガソリン・スタンドで税金免除で購入できます。
この「軽油引取税」も「ガソリン税」もオイルショックを理由に七十年代から暫定措置として「租税特別措置法」で二倍以上に引き上げられたのです。その税額が三十年以上もたった今も「特別」の名で続いているのです。この税金が無駄な公共事業の財源になっていたとしたら腹が立ちますね。
世界では米の在庫が逼迫し、飢餓で苦しむ国がたくさんうまれているのに、自国で作れる力がありながら外国からの輸入に依存する亡国農政は根本的に改めるべきです。
(高知民報07年12月16日付への寄稿です)










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