「私たちは、ただ普通に静かに暮らしたいだけ」―。ヘリパット建設阻止を掲げ座り込みを続ける沖縄・高江のみなさんを激励したのは昨年12月でした。
集落をとり囲むようにヘリパット基地が建設されようとしている高江。映画「標的の村」の舞台にもなりました。暴力で市民を排除した安倍政権の蛮行は絶対に許せない。憲法破壊、戦争する国づくりと一体に沖縄の人々の願いを踏みにじる政権に未来はありません。沖縄と連帯し、民主主義をとりもどすたたかいを続けます。
都知事選も佳境。「核武装、靖国参拝、侵略戦争賛美、日本会議国会議員懇談会副会長」―。ウルトラ右翼の自民党現職衆院議員の小池百合子氏らとのデッドヒートです。「女性だから」では済まされません。全国の良心を東京に集中しましょう。野党共闘は参院選がホップ、都知事選がステップ、総選挙でジャンプ。安倍政権打倒へ意義あるたたかいです。
選挙結果をご報告する旅を続けています。18日徳島、19日香川、22日愛媛、23日故郷岡山・美作市、24日津山市。選挙中と変わらない忙しさで、やっぱり中国四国9県は広い。
美作市では「春名を励ます会」のみなさんが慰労会を開いてくれました。「あなたはまだ若い、頑張って。ずっと支えます」との言葉。10代の若者と選挙で大奮闘された女性がその場で入党。喜びが広がりました。
徳島では選挙中の演説会よりも多いんじゃないかとみまがうほどの多数を迎えての報告会。愛媛の94周年記念集会も盛り上がりました。
どこでも涙と決意の出会いです。「涙」は私が議席に届かなかった悔しさと申し訳なさ。「決意」は野党共闘の発展と強く大きな党をつくろうとの思い。猛烈にがんばっていただいたみなさんの姿が私の胸に深く刻み込まれていく。こりゃ、へこたれている場合じゃないぞ。
〈高知民報 2016年7月31日付より〉
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